人間形成系での健康・スポーツ科学の学びとは?
兵庫県立大学環境人間学部では、1年時に姫路工学キャンパス(姫路市・書写)で主に共通教育科目を学び、2年次からは4つの系(人間形成系・国際文化系・環境デザイン系・社会デザイン系)に分かれて専門科目を学びます(食環境栄養課程は入学時からカリキュラムが異なります)。
人間形成系では、「教育」「健康」「心理」をキーワードとし、 生涯発達の 視点に立って、ひとの育つ環境を多角的な観点から把握・分析することで、心身 ともに充実した「ひとの育ち・生き方(well being)」を見つめる力を身につけることを大きな 目的としています(動画:人間形成系コンセプトムービー)。
本学における保健体育教員養成に係る教育プログラムでは、家庭、学校、地域、社会といった人が育つ環境に焦点をあて、健康科学、 スポーツ科学の観点から、身体の健康や運動パフォーマンスの向上を目指した教育、研究活動を実施しています。
具体例
「子どもの体力向上」「肥満問題」「子どもの望ましい生活習慣」「運動と遊び」
「あらゆる世代の健康づくり」「介護予防・生活支援、フレイル」
「障害を有する方のスポーツパフォーマンスの向上(パラリンピックスポーツなど)」
「メカノバイオロジーの健康・スポーツ科学分野への応用」
「野外持久系スポーツ(マラソン,登山) の運動強度の特性と安全性の検証」
など、複合的にアプローチしています。
その他にも、兵庫県下の自治体や各種団体、本学部エコヒューマン地域連携センター等との連携のもと、兵庫県が抱える各種地域課題の解決に向けて「社会参加、社会貢献」 していき、「大学」での学びと「地域社会」での学びを通して、保健体育教育の課題解決に的確に対応でき、かつ社会にとって有益な業績を生み出し得る人材を育成します。