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模擬授業(保健体育科指導法)

環境人間学部では,各学年の教職履修者が多くない分,3年生と4年生合同で保健体育の模擬授業を実施しています.


3年生は,4年生が考えてきた体育の授業を,今まで生徒として受けてきた経験と来年教育実習で実際に学校現場に立つことを少しイメージしながら受講しています.


4年生は,3年生にわかりやすく伝えるために様々な工夫を凝らしながら実施しています.

この回では,バレーボールのスパイクの授業を行いました.ホワイトボードを使った説明に実演,それに加えて液晶モニターに動画を映しながらポイントを説明するなど,要所に工夫が凝らされていました.


コロナ禍がきっかけで一気に進んだGIGAスクール構想により,ICTを利用した効果的な授業が学校現場では求められています.

体育は身体を動かすことが一番重要ですが,効率よく技能が習熟すれば,その習熟過程は楽しいものとなり,技能レベルが高くなれば,より高度な試合ができるようになり,実施するスポーツの奥深さや面白みを感じることができます.

また,運動が苦手な子にとっても,ICTを利用した授業は技能のコツを知るきっかけとなる可能性も秘めています.


ただし,これらも使い方次第です.何でもかんでも使えばよいというわけではなく,これらの端末を使うことに気を取られてしまうと身体を動かす時間は減ってしまいます.

どのように使用(利用)すればよいのか,利点と欠点を理解し,学校現場でより良い授業ができるように,様々なチャレンジをしてもらいたいと思います.

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