12月の話なのですが,4年生の保健体育教職履修者を対象とした必修授業である教職実践演習が行われました.この授業は,4年間の教職課程の総まとめの授業です.
内容は保健の模擬授業でした.体育と言えば実技の授業で,雨の日に行われる「オマケ的な授業」と思われがちですが,人生においてとても大切な授業なのです.
総まとめの授業だけあって,事前にしっかりと準備をして,4年生がしっかりと面白い授業に仕上げてくれました.それを,実際に2年生の教職履修者も受けて,感想を述べたり,2年後の自分の姿を重ね合わせたりととても有意義な時間になりました.
後半では,3年生の教職履修者も授業終わりから合流し,教育実習や教員採用試験のことなど話したのち,大阪成蹊大学の秋原先生と北村先生にリモートで講義をいただきました.秋原先生は元学校教員の経歴を持たれており現場で信頼される教師とはという話を,北村先生は体育科教育学がご専門で教員採用試験対策について,それぞれの先生方の経験も交えてお話していただきました.
受講生もなかなか聞けない話で,とても興味深く聞いていたようでした.
他大学の先生から話を聞いたり,現職の先生ともかかわる機会を今後もたくさん作っていければと思います.
4年生の皆さんは教員になる人,教員とは異なる道に進む人,様々ですが,この経験を生かして次のステージでもがんばってくれることでしょう.
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