今夏,東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されました.テレビなどで観戦した人も多いと思います.パラリンピックには,本学部の福田厚治准教授が陸上競技の日本代表チームのコーチとして参加しました.
専門分野であるスポーツバイオメカニクス(運動力学など)の知見を生かし,以前から日本パラ陸上競技連盟の短距離および跳躍種目の強化コーチとして,上肢や下肢の障がい(義足など),視覚障害など,多くの国際レベルの選手指導に携わってきました.「今回,パラリンピックで初めての実施となった,さまざまな障がいの選手かつ男女混合でチームを組んで競う「4×100mユニバーサルリレー」の強化に力を入れてきたが,目標としていたメダル(銅)を獲得することができ,これまで選手・スタッフみんなでしてきた努力が実を結んだ」と喜んでいました.
(4×100mユニバーサルリレーの銅メダル動画はこちら )
また,今大会は困難な状況の中での実施でしたが,「大会運営に関わってくれた関係者やボランティアスタッフの皆さんが競技場でも選手村でもとても献身的に対応してくれたことや応援してくれたことなど,心に残ることが非常に多い大会だった.海外の選手にも伝わったはず.いろいろな考え方があると思うが,日本で行えたことを誇らしく思えた大会だった」とも話していました.
来年(2022年)の夏,神戸市のユニバー記念競技場(※本学神戸商科キャンパスの近く)において初の国内開催となる「神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会」が行われます.スポーツの素晴らしさを感じに行ってみてはいかがでしょうか.
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